パレスチナ自治区ガザでの戦闘は開始から2年が経過し、ようやく戦闘の停止と人質の解放で合意しましたが、戦闘が本当に終わり、地域の安定が取り戻されるのか、予断を許さない状況が続いています。この間イスラエルによる攻撃でのガザでの死者数は6万7千人に上り、子どもの犠牲者数は2万人以上とされています。家屋や学校の大部分が損壊し、飢餓が進行しつつあるとも指摘されています。私たちと同じように、ガザの人々にも友人や家族と笑いあったり、食を楽しんだりする、日々の穏やかな「暮らし」がありました。しかし、その「暮らし」は破壊されました。ガザの人々の日常はどのようなものなのだったのか、その暮らしはどのように壊されたのか、現地では何が起きてきたのか。エルサレム支局でイスラエル・パレスチナ紛争を担当、ガザ地区を十数回訪れて取材を重ねた毎日新聞の高橋 宗男記者が、人々の「暮らし」からガザを語ります。
現地で人々と交流し、五感でガザを感じてきた方にしか語れないリアルな話をお聞きいただけます。
※当イベントはイスラエル、パレスチナの善悪。正義を語るものではなく、起きている事実を知ることで、紛争地や平和について一人ひとりの意識を動かすきっかけとなってもらいたいという願いを込めて開催するものです。開催場所が寺院となりますが、宗派、宗教の違いを超えて平和を願う方々にご参加いただけると幸いです。
開 催 日 11月8日(土)13:30~15:00(受付開始13:00)
会 場 龍峰山 敬相寺(りゅうほうざん きょうそうじ)
住 所 秋田市大町五丁目7-2
入 場 料 1,500円 ※入場料から経費を除いた金額を「認定NPO法人パレスチナ子どものキャンペーン」に寄付させていただきます。
対 象 年齢、宗派、宗教、門徒有無に関わらずどなたさまでもお越しください。
定 員 60名
締 切 定員になり次第募集終了とさせていただきます。
【駐車場について】当日寺院の駐車場はお使いいただけません。大変恐れ入りますが、お車でお越しの際は近隣の有料駐車場をお使いください。
講師 毎日新聞 記者 高橋 宗男氏
略歴
1967(昭和42)年、秋田県小坂町生まれ。秋田高校から早稲田大学政治経済学部に進学。大学卒業後、毎日新聞社に入社。北海道報道部(札幌市)を振り出しに、カイロ支局長、多摩総局長、エルサレム支局長、福島支局長などを経て、現在は秋田支局エリア編集委員。カイロ支局時代はエジプトのほか、主にイラク、シリア、レバノン、エルサレム支局時代はパレスチナ自治区ガザ地区を中心に取材活動を展開した。
北海道報道部時代に手がけた「旧石器遺跡発掘ねつ造報道」で2001年度の新聞協会賞、文藝春秋社・菊池寛賞、早稲田大学ジャーナリズム大賞を受賞。
<第1章>一から知れる「パレスチナ問題」
パレスチナ問題とは、聖地を巡る「土地争い」です。その背景には数千年に渡る歴史が横たわっています。ユダヤ人とアラブ人が対立を繰り返している「パレスチナ問題」は、いったい何が原因で、なぜ終焉できないのか。詳しく知らない方でも、一から分かる解説をしてもらいます。
<第2章>ガザの暮らし
パレスチナ自治区ガザ地区の高校教師、アシュラフ・ソラーニさん。英語/アラビア語通訳として高橋記者の現地での取材をサポートし、現在毎日新聞に「ガザ市民の日記」を寄稿、自身や家族が命の危機に向き合う日々の中、ガザの日常を伝えてくれています。そんなアシュラフさんや家族との交流を通じ、高橋記者がガザの暮らしや家族の結束、ローカルフードなどについてお話しします。


<第3章>ガザ、パレスチナの惨劇
穏やかな日常がどのように壊され、どんな惨状となっているのか。そのリアルを語っていただきます。
<第4章>動画で届ける祈り_ガザと紛争地で苦しむ全ての人々へ
最後に当日この時間を共有した皆さんで、ガザと紛争地、戦地で苦しむ全ての方々に平穏で安心できる日常が戻り、子どもたちの目に未来が見えるように祈ります。宗派、宗教問わず、心を込めて。この祈りの動画は高橋記者を通じて、ガザ市民のアシュラフに送っていただきます。皆様のご協力をお願い致します。
ガザ、パレスチナの撮影画像展示
当日は高橋記者がエルサレム支局時代に撮影をした写真画像を展示します。暮らしの中での人々の笑顔など、メディアではなかなか見れない貴重な写真の数々です。どうぞご覧ください。
寄付先「認定NPO法人パレスチナ子どものキャンペーン」について

当イベント入場料から経費を除いた金額を寄付する「認定NPO法人パレスチナ子どものキャンペーン」は、1986年に活動を開始した日本の市民NGOです。パレスチナ人と中東地域の子どもたちが希望を持って成長できるように教育・保健・福祉・農業・環境分野での支援を行っています。
当サイト作成にあたり、下記から画像を転載させていただきました。
・高橋記者撮影写真
・FNNプライムオンライン
敬相寺の「お寺カルチャー」
敬相寺では「生きるを謳歌するところ」というコンセプトの元『寺ヨガ』と『手まり教室』を各月2回開催しています。ご門徒さまの有無に関わらず、どなたでもご参加できます。各体験もございますのでお気軽にご参加ください。
「寺ヨガ」https://www.homare.life/homare-news/713.html
「手まり教室」https://www.homare.life/homare-news/704.html
◆敬相寺Instagramでも随時イベント紹介をしています。
https://www.instagram.com/kyosoji_akita/
<主催・お問い合わせ>敬相寺(きょうそうじ)
秋田市大町五丁目7-2
イベント事業部 担当 荒谷 はるか
TEL : 018-838-1508
mail:info@homare.life




