早稲田デモクラシー映画祭
『映画 ◯月◯日、区長になる女。』を一緒に見て、考えて ~大学生の会話って実は政治的??
【イベント概要】
『映画 ◯月◯日、区長になる女。』上映会&早稲田大学出身のペヤンヌマキ監督と学生によるトークショー!
11月2日(日)に行われる早稲田祭2025の参加企画として『映画 ◯月◯日、区長になる女。』の自主上映会を行います。この映画は、ペヤンヌマキ監督自身の平穏な日常生活にかかわる道路計画を知ったことがきっかけで、2022年の杉並区長選挙を舞台に地域の政治の実情に迫った選挙ドキュメンタリーです。映画館ポレポレ東中野での2024年1月2日の公開から異例の18日連続満席でロングラン上映となり、全国的に上映され「第79回毎日映画コンクール」のドキュメンタリー映画賞を受賞するにまで至りました。
有権者数47万人という規模の区長選挙にも関わらずわずか187票差で決着した劇的な選挙において、候補者だけではなく、それを支える杉並区民にまでスポットライトを当てた本作品。地域政治の課題や選挙の中でのさまざまなアクターの葛藤が映し出されます。普通の選挙ドキュメンタリーとは一味違った展開を早稲田の教室で一緒に楽しみましょう。
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そんな怒涛の選挙が終わって3年がたった今、当時とはまた違った社会課題が出てきています。地域社会を見れば、外国人との共生や食料品価格の高騰、様々な差別や分断、連日の酷暑、気候変動…などが課題となっています。また、大学生にとって身近なところでいえば、コロナ禍が終わっても学内に学生が24時間いられるスペースはありませんし、相変わらずのGPAや就活の早期化により自由な学生生活が短くなっています。一見個人的なことに見えるこんな学生のモヤモヤも意外と政治的だったりします。この上映会が参加者の皆さまにとって、それぞれのモヤモヤを見つめ直せるきっかけになればと考え本イベントを企画しました。上映後のトークショーも登壇者が一方的に話すだけではなく、参加者の皆さまの日頃感じているモヤモヤや悩みを共有できる場にできればと考えています。
『映画 ◯月◯日、区長になる女。』予告
『映画 ◯月◯日、区長になる女。』特報
【推しポイント】
ブラックボックスに感じがちな選挙の舞台裏を見ることができる
ペヤンヌマキ監督の日常からはじまる本作品は、候補者が決まる様子や選挙に向けた活動がどのように進んでいくか詳細に映し出しています。
地域政治・地方自治の現状について学べる
地方政治は国政と違い、大きな不祥事でも起きないかぎり大手のメディアではあまり報道されません。普段ふれることの少ない、けれども意外と私たちの生活に直結する地域政治・地方自治の実情を垣間見ることができるのが本作品です。
劇場公開が終了した映画を早稲田大学の大スクリーンで鑑賞できる
『映画 ◯月◯日、区長になる女。』は映画館での上映は終了しています。現在でも自主上映会は各地で行われていますが、大学の大教室で視聴する機会はなかなかありません。この機会をぜひお見逃しなく!
映画上映会と同時に他の企画も開催中
早稲田祭では、本イベント以外にも充実した企画が盛りだくさんです。上映会前後に他の企画もあわせてお楽しみください。本イベントの閉会時間の観点から、他企画への参加は上映会の前をおすすめします。
【当日のスケジュール】
12:30 開場
13:00 上映開始(110分)
14:50 上映終了
(10分休憩)
15:00 トークショー開始(60分)
16:00 監督サイン会
16:30 閉会
【会場】
早稲田大学早稲田キャンパス14号館B101教室(地下1階)
東京メトロ東西線早稲田駅から徒歩7分
※14号館は大隈講堂のある正門側から見て、大隈銅像を起点に右奥へ続く並木を進むとございます。当日は大変な混雑が予想されるためお時間に余裕をもってお越しください。
【参加費】
学生:800円
一般:1000円
カンパ込:1500円
(お席に残りがある場合は当日受付でも販売致します。最新の空席情報は弊会各種SNSにてご確認ください。)
※高校生以下無料になります。チケット購入の必要はございません。当日受付でその旨お伝えください。
※学生チケットでお申し込みの方は、当日受付にて学生証のご提示をお願いいたします。
※今回の企画は赤字覚悟で運営しております。可能でしたらカンパ込チケットをご購入いただけると幸いです。
【お申込み方法】
Peatixの本ページ内の「チケットを申し込む」ボタンから、チケットの種類とご希望の枚数を選択してお申し込みください。
※支払いの際の決済はPeatix側で処理されるため弊団体にクレジットカード情報などが送られることはございません。
【注意事項】
〈イベントの開催にあたって〉
- 参加者による会場内の撮影は、肖像権や映画の著作権の観点から禁止とさせていただきます。
- 屋内イベントのため雨天決行となります。お足元にお気をつけてお越しください。
- 気象警報等の発令時の対応は、早稲田祭を主催する早稲田祭運営スタッフの対応に準じます。
- 教室内段差がある箇所ございますが、バリアフリーの観点から車いすをご利用される方へ向けた座席位置の指定は致しません。お好みの位置でご鑑賞ください。段差のある箇所などは、ご入用でしたらスタッフがサポート致します。お気軽にお申し付けください。
- ストライキ等予測困難な事態が発生した場合も早稲田祭運営スタッフの対応に準じます。
- 最新の情報は弊団体公式Twitter(現X)をご確認ください。(https://x.com/wasedemocracy)
〈チケットについて〉
- チケットお申し込み後のキャンセルや変更、譲渡等は対応致しかねますので、十分にご注意ください。
- 学生チケットをお申し込みの方は、当日受付にて学生証・生徒証をご提示ください。
〈グラウンドルール〉
本イベントでは、参加者の皆さまが安全に本イベントをお楽しみいただけるようグラウンドルールを設けさせていただきます。お守りいただけない場合、退場をお願いする場合がございます。
- 他の参加者と共に本イベントをより良いものにするという気持ちで
- 暴言や差別的言動はしない。他者の人格を否定せず、お互いを尊重する
- 見た目や人種、性別で他者を判断せずに、その人自身と向き合う
- 会場内では写真やビデオなどの撮影はせずに当日のイベントをその場で楽しむ
- 体調が悪くなったり、そのような方を見つけた時やトラブルなど困ったことがあればスタッフへ
『映画 ◯月◯日、区長になる女。』について

《イントロダクション》
東京都杉並区。57万人が暮らす緑豊かな街で、行政主導の再開発、道路拡張、施設再編計画が進んでいた。そんな状況のなか迎えた2022年6月の杉並区長選挙。住民たちは、ひとりの候補者を擁立する。ヨーロッパに暮らし、NGO職員として世界の自治体における「公共の再生」を調査してきた岸本聡子だ。地縁なし、政治経験なしの彼女の相手は3期12年続く現職区長。しかも岸本が日本に帰国したのは投票日2ヶ月前。ここから岸本と彼女を擁立した住民との当選を目指しての本気の対話が始まる。
【出演】杉並区民のみなさま
【主題歌】
『黒猫同盟のミュニシパリズム』
作詞・作曲:ブランシャー明日香
歌唱・編曲:黒猫同盟
【音楽】黒猫同盟(上田ケンジと小泉今日子)、向島ゆり子、ブランシャー明日香
【プロデューサー】松尾雅人
【監督】ペヤンヌマキ
2024年/110分/DCP/日本
製作・配給・宣伝・著作:映画 ◯月◯日、区長になる女。製作委員会
©️2024 映画 ◯月◯日、区長になる女。製作委員会
【公式HP】https://giga-kutyo.amebaownd.com
【公式X】@eigakucho
(映画公式プレスリリースから抜粋)
ペヤンヌマキ監督について
劇作家・演出家/演劇ユニット「ブス会*」主宰。1976年生まれ、長崎県出身。杉並区在住。
早稲田大学卒業後の2010年、演劇ユニット「ブス会*」を立ち上げ「自分ごと」を起点に現代を生きる女性たちに焦点を当てた作品を発表してきた。2014年『男たらし』、2015年『お母さんが一緒』が岸田國士戯曲賞最終候補作品に選出。近年は地域の問題を「自分ごと」とし、ドキュメンタリー『映画 ◯月◯日、区長になる女。』を監督(2024年公開)。また脚本家としてテレビドラマなども手がける。(映画ホームページより抜粋編集)
本イベント主催者について

早稲田デモクラシー映画祭準備会は、早稲田祭2025に向けて早大生を中心に有志の学生で結成されたチームです。
学部やサークル関係なく、それぞれ大学や社会に対してモヤモヤや悩みを抱く学生たちが集まりました。メンバーは軽いものから重いものまで様々な悩みを持ち日々大学生活を送っています。
早稲田祭終了後も早稲田大学を中心に学生のモヤモヤ・悩みを大学の運営や社会に届けられるような場作りを目指して、学内のデモクラシーを進めていく予定です。
〈お問い合わせ先〉
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