<マロニエサンセットシアター>
西千葉マロニエ通りの夕暮れどきに、より良い未来を考えるちいさな上映会を開催します
日時は9月21日(日)17時上映開始です
映画をきっかけに社会の変化や課題について、自由に話をすることで人と人が繋がる場所をつくりたいと思っています。
未来のために自分にもできるかもしれないことを、映画を見て一緒に考えてみませんか?
月替わりで映画を上映しますので、面白そうだなと思った方ならどなたでも参加OKです。
みんなで映画を見ながら、社会のこと、私たちのことを気軽にお話ししませんか?
お飲み物と軽食をご用意して、皆さまのご来場をお待ちしています!
詳細情報はインスタグラムで発信中。是非フォローをお願いします。
<第5回上映作品「医学生ガザへ行く」について>
救急外科医を目指し欧州から初の留学生としてガザへ
イタリア人医学生のリッカルドは、奨学金を得て留学することを決意した。行き先は紛争地 域であるガザ地区。友人たちは彼の安全を心配し、動揺を隠せない。しかし将来は救急外科 医になりたいと考え、爆発性弾丸による外傷についての論文を書いている彼にとってのガザ 行きは、医師となるための実践経験になる。周囲をフェンスで封鎖された「天井のない監獄」 と呼ばれるガザに入るのは容易ではない。イスラエル、パレスチナ自治政府、そしてハマス の 3 つの異なる当局からの許可を得なければならないからだ。極めて複雑なプロセスを経 て、欧州から初の留学生としてガザ・イスラム大学に到着すると、学⻑に歓迎され、ガザ内 外のメディアから次々とインタビューを受けることになる。
緊迫する医療現場で医師となる決意を固めていく
多くの期待と注目集める彼はプレッシャーを感じ始める。救急医療の現場に入り、本当に外 科医に向いているのかと自らに問うなど、不安やストレスに潰されそうになる。悩むリッカ ルドを救ったのは、同じく医師を目指す医大生サアディなどのパレスチナ人の若者たちだ った。やがて片言のアラビア語を話す彼は現地で人気者となり、徐々に自分の居場所を見つ けていく。しかし、イスラエルとの紛争が再燃すると、リッカルドは難しい選択を迫られる。 安全のためガザを一時的に離れた彼は、ガザを出られない友人達に心配を募らせる。しばら くしてガザに戻り、無事だった仲間との再会を喜び、絆を深めていく。そしてすぐに、緊迫 する救急医療の現場へと飛び込み、傷ついた人々の治療に当たっていく。至近距離で爆撃を受ける体験をしながらも、彼は救急外科医になる決意を固めていく。
監督:チアラ・アヴェザニ、マッテオ・デルボ
脚本:チアラ・アヴェザニ
プロデューサー:エヴァ・フォンタナルス
撮影監督:マッテオ・デルボ 編集:アントニオ・ラッブロ・フランチャ 音楽:ミケーレ・ストッコ、ミルコ・カルチェン、 アレッサンドロ・グロッソ 出演:リッカルド・コッラディ-ニ、サアディ・イェヒア・ナクハラ 制作:アルパ・フィルムズ・プロダクション
原題:Erasmus in Gaza 配給:ユナイテッドピープル 88 分/スペイン/2021 年/ドキュメンタリー
© 2021 Arpa Films
<上映料>
一般1200円 高校生以下600円
当チケットは座席予約チケットのため無料です。
上映料は現地にて当日お支払いください。(現金)