小説家・真山仁と教育者・荒木博行による4ヶ月の私塾「正疑塾」第3期を開講します。
世間が”正しい”と思っているものを疑うリテラシーをつけようーそのような問題意識の下に設立した正疑塾も第3期の募集となりました。
今期も引き続き「政治」「外交」「経済」といった私たちを取り巻く大きな課題に対して、自ら問いを立てながらその本質を深める議論をしていきます。
ビジネスパーソンを主な対象としたプログラムであり、当該領域に関する深い知見や専門性は不要です。「今まであまり考えてきていなかった」という問題意識と、好奇心を持ち合わせてきていただければ、それで十分です。
その場で日頃の問題意識を共有しながら、真山の知見と荒木の構造的整理を通じて、その問題意識の本質を探っていく対話型のプログラムになります。
(場合によっては真山仁の書いた小説を参照していく可能性もありますが、書籍の内容に限定した読書会ではありません。)
第3期からの参加も大歓迎です。丁寧にインストラクションしますので、ご安心ください。
もちろん、第1期や第2期に参加された皆さんにとっても、全く新しいプログラムとなりますのでぜひご参加を検討ください。
◾️スケジュール・構成
Day1:2025年8月24日(日)14:00~17:00
「政治」:国民を守るために増税は必要か?
Day2:2025年9月21日(日)14:00~17:00
「外交」:日本はトランプにどこまで振り回されるのか?
Day3:2025年10月19日(日) 14:00~17:00
「経済」:NISAは若者を幸せにするのか?
Day4:2025年11月16日(日)14:00~17:00
「総括」:これらの問いの背後にある共通項は何か?
◾️当日タイムテーブル(イメージ)
冒頭:真山・荒木からのインストラクション
前半:小グループ、および全体でディスカッション
後半:真山・荒木の意見を踏まえながら、さらなる深堀りの対話
◾️第1期・第2期参加者コメント
・日ごろの課題意識や違和感を大切にすることの重要性を認識した。選挙制度、民主主義、日米関係について、ネットやテレビで得ている情報をそのまま受け入れていて意見や違和感をほとんど持っていないことに気が付いた。
・世の中(会社や身近な生活)で与えられた問い自体が間違っていることがあるので、問いを解決する手法に一足飛びに行かず、問いを疑うことを考えることを学んだ。また、相手の正義・主義主張が異なるときは、まずは相手の話をリスペクトして、偏見を持たずに相手の立場に立って聞いてみる。その上で自分の考えの実現や相手に理解をしてもらうために、そのための問いを立て行動をしていくことが必要になることを学んだ。
・第2期は、第1期以上に自分で考えるパートが多く、自分のリサーチ力のなさと深掘りの耐性が弱いことを知ることができた。そして、問いは身近にあるのに見過ごしていることもわかった。それとともにさらに知見を深められた。農業、政治など遠いイシューでも、自分ごとにできることがわかり、自分でもっと考えていこうと思った。

◾️受講料
全4回 95,000円(前払い)
本サイトよりチケットを購入ください
◾️定員
最大30名(先着順)
◾️申し込み期限
開講1週間前まで(8/17)
但し、定員になり次第、申し込みを終了いたします。
◾️会場
都内貸し会議室(都度ご案内します)
Day1は、竹橋駅近辺のB1F – TIME SHARING 竹橋 廣瀬第2ビルとなります。
オンライン形式ではありません。現地参加のみとなります。
◾️主催者
真山 仁(まやま じん)
1962年、大阪府生まれ。同志社大学法学部政治学科卒。
新聞記者、フリーライターを経て、2004年、企業買収の壮絶な裏側を描いた『ハゲタカ』でデビュー。同シリーズはドラマ化、映画化され大きな話題を呼ぶ。
著書に『マグマ』『売国』『当確師』『オペレーションZ』『トリガー』『ロッキード』『レインメーカー』『墜落』『タングル』『ブレイク』など多数。
荒木 博行(あらき ひろゆき)
住友商事、グロービス(経営大学院副研究科長)を経て、株式会社学びデザインを設立。フライヤーなどスタートアップのアドバイザーとして関わる他、武蔵野大学、金沢工業大学大学院、グロービス経営大学院などで教員活動も行う。
北海道にある株式会社COASや一般社団法人うらほろ樂舎にも関わり、学びの事業化を通じた地方創生にも関与する。
著書に『努力の地図』、『構造化思考のレッスン』、『裸眼思考』、『独学の地図』、『自分の頭で考える読書』、『藁を手に旅に出よう』、『見るだけでわかる! ビジネス書図鑑』シリーズ、『世界「倒産」図鑑』『世界「失敗」製品図鑑』など多数。
Voicy「荒木博行のbook cafe」、Podcast「超相対性理論」のパーソナリティ。