この講座の狙いは、第一には、浦添の海が実に素晴らしい海だということを皆の共通認識とすることです。ながらくキャンプ・キンザーに塞がれていたために、地元の浦添市民もそのほとんどが目の前の海の素晴らしさを知らないからです。そして狙いの第二は、軍港が那覇から浦添に移設されることとなった歴史的経緯(日米間の交渉)の真実を知ることです。浦添市民、そして沖縄県民の多くに欠けているこの基本認識の獲得を支援しようというのが開催の趣旨です。
プログラム(18:00~20:45)
・安部真理子氏(日本自然保護協会 保護・教育部主任):浦添のサンゴ礁と環境アセスメントについて
・鹿谷 麻夕氏(しかたに自然案内代表・里浜22 共同代表):浦添の海の自然と環境教育
・真喜志好一氏(建築家・沖縄平和市民連絡会):1960年代からの米軍・浦添軍港計画
・質疑応答
講演の概要
・安部真理子氏
生物多様性豊かな浦添西海岸は、沖縄島に残された数少ない健全なサンゴ礁生態系のひとつである。環境アセス文書に示された環境影響の回避・低減は具体性がなく根拠に欠ける。埋立計画は見直すべきである。
・鹿谷麻夕氏
浦添の海にはどんな自然があり、それは近年どう変化しているのか。サンゴ礁の役割や価値とは何なのか。これらを理解し自然を残すためにこそ必要な「環境教育」の意義を、これまでの活動とともに紹介する。
・真喜志好一氏
浦添西海岸には、沖縄県、那覇市、浦添市による港湾の新設計画があり、その中に米軍の軍港計画も盛り込まれている。この軍港計画は米軍が1960年代に立案している。米軍の文書を元にこの米軍計画を明らかにする。
日時
会場・
アクセス
【オンライン】
Zoom
【現地観覧】
沖縄県立博物館・美術館 3F講堂
沖縄県那覇市おもろまち3丁目1番1号
(沖縄都市モノレール線おもろまち駅より徒歩10分)
(県立博物館前バス停より徒歩1分)
定員
参加費
(無料)オンライン参加チケット
(無料)会場参加チケット(会場で資料代をお支払いください)
(寄付付き)オンライン参加チケット ¥1,000
(寄付付き)会場参加チケット ¥1,000
(寄付付き)オンライン参加チケット ¥3,000
(寄付付き)会場参加チケット ¥3,000
(寄付付き)オンライン参加チケット ¥5,000
(寄付付き)会場参加チケット ¥5,000
申込方法
https://peatix.com/event/4248385
*会場参加は予約不要です。資料代499円をいただきます。
主催
沖縄・琉球弧の声を届ける会
https://ryukyukohp.jimdofree.com/
連絡先
https://peatix.com/event/4248385
沖縄・琉球弧の声を届ける会
https://ryukyukohp.jimdofree.com/
okinawaryukyuko@gmail.com
注意事項
*会場参加は予約不要です。資料代499円をいただきます。
公開