倉山塾東京支部 特別講演会
「令和に問う!憲政の常道」
受付 14時30分
開演 15時
終了 17時30分
イベント概要
「憲政の常道(けんせいのじょうどう)」――。かつて日本の政党政治において、政権担当能力を持つ野党第一党に内閣を譲るという政治慣行が存在しました。これは、短い期間ながらも「政党内閣制」の成熟を象徴するものであり、政治的混乱を避け、国民の意思を汲むための“民主主義の知恵”でした。
しかし、戦後の日本政治において、この「常道」は大きく形を変えました。
長らく続く自民党の一党支配体制。政策的失敗があっても、選挙で大敗しても、政権は野党に渡らず、党内の「顔」――首相――をすげ替えることで体制の延命が図られてきました。「国民の信任」よりも「党内力学」が政治を動かす現在、この国の民主主義は本当に機能しているのでしょうか?
本イベントでは、「憲政の常道」という歴史的コンセプトを再検討しつつ、令和の日本政治において政権交代はなぜ根付かないのか?民主主義の健全な循環を取り戻すために、今私たちに何ができるのか?を議論します。
こんな方におすすめ!
日本政治の歴史と現状に関心のある方
政治的無力感を感じている方
政党政治・議会制民主主義に希望を見出したい方
「野党がだらしない」だけではない構造的な問題を知りたい方
「政治は変わらない」ではなく、「変える仕組み」を私たちは取り戻せるのか。
憲政の原点に立ち返り、令和の民主主義を問う時間をともに過ごしましょう。
◯ 講演会後、懇親会がございます。倉山先生、横山先生もご出席されますのでぜひご参加ください。
ご参加の方はこちらからお申し込みください。
◯ 講演会前に有志にて「靖国神社秋季例大祭」正式参拝を行います。ご参加の方はアンケートにご記入ください。
集合 靖国神社「大村益次郎像」前13時
参拝後は徒歩にて公演会場に移動します。
参拝料をお一人1千円〜任意ご用意ください。団体「倉山塾」としてまとめてお納めします。
*昇殿に際しソックスのご着用をお願いいたします。
登壇者プロフィール
◇倉山満
倉山塾塾長・救国シンクタンク理事長兼所長
憲政史研究者(憲法学者、政治学者、歴史学者)
皇室史学者
昭和48(1973)年12月18日香川県生まれ。
中央大学文学部史学科日本史学専攻単位取得満期退学。専門は日本近現代史。在学中から、国士舘大学日本政教研究所非常勤研究員、体育学部・21世紀アジア学部非常勤講師として「日本国憲法」を講義。
平成21年、個人ブログサイト「倉山満の砦」を開設。言論人として、雑誌『正論』などに寄稿。
平成23年、デビュー作『誰が殺した?日本国憲法!』(講談社)を上梓、著作活動開始。その後、年に6~12冊のペースで出版。
平成24年、倉山塾を開講。
平成25年、インターネット番組「チャンネルくらら」を創設。
令和2年、(一社)救国シンクタンクを設立。
◇横山賢司
弁護士・倉山塾生、救国シンクタンク客員研究員
神奈川県大和市出身。
明治大学法学部卒業。明治大学法科大学院修了。
2011年弁護士登録、東京弁護士会所属、租税訴訟学会会員、足立法曹会会員。
前職は千葉県弁護士会松戸支部の消費者問題委員会、社会福祉委員会等に所属。
第二回救国シンクタンク懸賞論文で大賞を受賞。
『補助金等及び補助事業等の事業評価基本条例の試案(横山 賢司)』