今では日本でも親しまれている「マッコリ」。その白く濁った酒には、知られざる歴史があります。かつて朝鮮半島では各家庭でも当たり前に作られていた濁酒は、日本の植民地支配下で課税と取り締まりの対象とされ、生活の知恵であった自家醸造は「密造」とされてきました。戦後の日本でも、生活に困窮した在日朝鮮人が生き延びる手段としてマッコリを作ると、それは酒税法のもとで犯罪とされました。在日朝鮮人には、国際的に保障されるべき「内外人平等の原則」も、長く認められてきませんでした。本講座では、身近な食文化から出発し、マッコリをめぐる法制度、植民地主義、そして生活の歴史をたどります。濁り酒に秘められた記憶と声に、ぜひ、耳を傾けてください。
🔷講師
李杏理(り・へんり)さん
東京経済大学教員。専門は在日朝鮮人生活史、朝鮮ジェンダー史
🔷開催日時
2025年8月23日(土)14:00~16:00
🔷参加方法
・参加方法は、①会場参加 ②当日オンライン参加(後日配信を含む)があります。
このPeatixは、②当日オンライン参加(後日配信を含む)の申込みになります。
①会場参加の方は、以下のグーグルフォームからお申込みください。
在日連続講座会場参加申込
・参加費は、当日受付でお支払いください。
・事前申込が無い場合は入場できません。必ず予約してください。
🔷お申込み締切り
2025年8月23日(土)17:00
当日配信は、当日12:00までの受付となります。
12:00過ぎての申し込みは、後日配信で対応させていただきます。
★オンライン配信の注意事項
・お申込は、チケット1枚でおひとりの視聴になります。
・撮影・録画・録音、視聴URLや配付資料等の転送、SNSなどは禁止です。
※発覚した場合は、法的対応をすることがあります。
・当日視聴URLは、前日にメールでお送りします。