具志堅隆松さんのお話を聴く会
「新たな戦前」に抗するために
■ お話 具志堅隆松さん
沖縄戦遺骨収集ボランティア「ガマフヤー」代表、「沖縄を再び戦場にさせない県民の会」共同代表、「戦争止めよう!沖縄・西日本ネットワーク」共同代表
インタビューアー 西原和久さん(名古屋大学名誉教授、平和社会学研究会代表、砂川平和ひろばメンバー)
「戦争が終わって、戦没者の遺族の元へ返された遺骨箱の中に入っていたのは、ほとんどが遺骨ではなく御霊石と呼ばれた石である。戦没地の石には戦死者の魂がこもっているという解釈で石を返したのだ。犠牲者の血を吸いこんだ(沖縄)南部の御霊石を、戦没者を殺した米軍基地建設のため海に捨てるのは戦没者に対する冒涜である」。
具志堅隆松さんは、こうした信念で、遺骨収集と遺骨混じり土砂を辺野古埋立てに使わせないことを求めてきました。そして、琉球弧の島々に軍事基地が設置されることを止めさせ、再び沖縄を戦場にさせない活動にも取り組んできました。
その矛先は、80年前の東京大空襲を指揮した米空軍のカーチス・ルメイ氏に勲一等旭日大綬章を与えた政府にも向かっています。
8月14日、具志堅さんのお話を聞く場を設けました。多くの方の参加をお願いします。
具志堅隆松(ぐしけんたかまつ)さん

1954年那覇市生まれ。28歳のとき遺骨収集にたずさわったことを機に、沖縄激戦地や住民らが身を潜めたガマ(壕)から遺骨を集め供養をはじめる。1973年遺骨収集ボランティア「ガマフヤー(ガマを掘る人の意)」を設立。2023年「沖縄を再び戦場にさせない県民の会」共同代表。2025年「戦争止めよう!沖縄・西日本ネット」共同代表。著書に『ぼくが遺骨を掘る人「ガマフヤー」になったわけ。サトウキビの島は戦場だった』2012年/合同出版
具志堅隆松さんのお話を聴く会
【呼びかけ団体】あつまれ辺野古@関東 沖縄の闘いに連帯する関東の会 「語やびら沖縄」もあい練馬 平和をつくり出す宗教者ネット
辺野古土砂搬出反対!首都圏グループ